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2016年5月

成年後見の申請 首長代行過去最多

 認知症の高齢者らの財産管理などを行う成年後見制度で、申請する親族がいない場合などに市区町村長が代わりに後見人の選任を家裁に申し立てるケースが昨年1年間に5993件あり、過去最多となったことが最高裁の集計で分かりました。背景には、判断力が衰えても家族に頼れない高齢者の増加があるといわれています。

 最高裁によると、昨年1年間の申立件数は3万4782件。市区町村長による申し立てが全体の約17%を占め、子どもによる申し立てに次いで多くなりました。